変な人になりたくない

「日本語Eメールの書き方」の使い方を紹介するワークショップのために、ある本屋さんに向かう電車の中のことでした。座っていたんですが、ふと目をあげると私の前に西洋の方と思われる男性が、なんと、件の本を胸の前に広げて熱心に読んでいるではないですか! 

 

(わ、私、その本書いた人です! どうですか? その本はわかりやすいですか? どんなところが使いやすいですか。分かりにくいですか?)

と、聞きたくてたまりませんでした。ここで感想が聞ければ、今日のワークショップにも役に立つし、、、、

 

でも、電車の中で、見ず知らずの人から声をかけられたらどうでしょう。しかも、「私、あなたが買ったその本を書いた人です」なんて、にわかに信じられないですよね。変なおばさんに思われちゃいますよね。でも、感想を聞いてみたいし、、

 

しばらく心の中で葛藤をしていたんですが、変なおばさんに見られたくないという気持ちが勝ってしまって、残念、後ろ髪をひかれつつ、電車を降りてしまいました。勇気がない私です。

 

でも、本、買ってくれてありがとう。役に立てれば嬉しいです。