三味線勉強会

お教室の名取会で、皆の三味線に関する造詣を深めるために「三味線勉強会」をすることになりました。講師をお呼びして、2時間くらいお話をしてもらいます。初回は、抜群の腕を持つ三味線職人の方をお呼びしました。


太鼓の材料の皮を一目見ただけで、その皮がどのように伸びるのかわかるので、太鼓に貼ったときに微調整しながら伸ばしていくこと。その皮がなかなか輸入がきびしくなっていること。

紅木のどの部分を使った棹がどのような特徴があるのか絵を描いて説明もしてくださいました。また、コマやバチが音色に大きく関係していることはもちろんですが、糸まきの素材も音色に関係していることも教わりました。


姿勢も音色を決める一つの材料だと知り、びっくりしました。演奏をするとき、姿勢が良いとかっこいいのは当たり前ですが、それが音色にも関係するとなると、より一層気をつけなくてはいけません。


最初は遠慮がちだった名取たちですが、次第に前のめりになり、次から次へと質問がでて、あっと言う間に2時間がすぎてしまいました。今日一日でたくさんの蓄積ができました。まだまだ知らないことが多いです。また、次の機会を作りますので、また勉強させてください。