かねてから出版準備をしている、留学生のための日本語聴解教材の「上級」テキスト、昨日、動画の確認が終わりました。
大学の授業では、パワーポイントのスライドを見せながら講義を聴くことが多いので、日本語のリスニング教材でもそのトレーニングとなるように、いくつかの課で音声をききながらスライドを見られるように教材を作成しているのです。
こちらで用意したラフな絵や写真を貼りつけたり、文字をいれたりしたパワーポイントのファイルを作成し、出版社の方にお渡しすると、イラストレーターさんが素晴らしい絵を描いてくださるのです。
教材では、音声が流れるとともに表示され、自動的にスライドが切り替わるようなビデオファイルとなります。このような教材は、今までになかったもので、非常に斬新なものだと出版社の方もよろこんでくださっています。
そして、つい先日、昨年出版した「中上級」の増版がきまったと連絡がありました。「中級」は増版まで1年半くらいだったのに、「中上級」は出版から1年もたたないうちに、増版がきまったそうで、嬉しい限りです。多くの学習者や学校から期待されているのだなあ、と実感します。
出版まで、あとちょっと、とっても楽しみになってきました。
コメントをお書きください