時代劇班

先日、来年の三味線ライブコンサートので演奏する目玉演目(と自分たちでは思っている)である時代劇班の練習がありました。いまのところメンバーは4名で、それぞれのパ〜トに分かれています。


4人で演奏してみると、いろいろな問題点がわかってきます。単音でだしたほうがすっきりしていていいのか、トレモロのように細かく音を重ねていったほうがいいのか、それを4人のうち1人がやるほうがいいのか2人がやるほうがいいのか。また、バスパートの音が入ったほうが全体としてまとまりのある調和ができるのではないか、とか。主メロディーを複数の人数で力強く出したほうがかっこいいのではないか、とか。長い音の部分は、バチの使い方でどう長く音をひっぱるのがいいのか。などなど、試行錯誤で、あっという間に2時間たってしまいました。


あとは、個人練習を重ねて、今月末に開かれる、第一回ダメだし会で出演者全員の前で進捗報告しながら演奏します。そして、その場で、「ダメ」か「続行」か審議されます。「ダメ」と判断されたら、舞台でやっても成功はしないという判断なので、すっぱりあきらめることになります。「続行」の場合でも方向転換があるかもしれません。そうなれば、よりよい演奏になるようがんばるだけです。


このように、何もないところから、みんなで力をあわせてステージを作り上げていく私たちの三味線ライブコンサート、来年はどんなステージになるのか、私たちもわかりませんが、精一杯よいものを作り上げていきたいと思います。