修了おめでとう会

 以前、日本語を教えた学生が博士課程を修了し、日本の会社に就職することがきまりました。彼が日本へ来てから早いもので6年がたったことになります。初級からスタートして、1年間日本語を勉強し、修士課程に入った後も、専門の勉強に加えて日本語も勉強し続けました。その熱心さには頭が下がります。

 

彼を教えたことのある日本語の先生3人で、就職おめでとう会をすることにしました。大学からもほどちかい日本料理の店を予約しました。彼の他に、修士だけ同じ大学で過ごした学生、これから修士に入る学生も参加してくれました。みんな上手に箸と日本語を使いこなします。

 

てんぷら、刺身、焼き鳥、厚焼き卵、などなど、みんなもりもり食べました。楽しい時間は2時間ほど続きました。外へ出ると、とても寒くて、しとしと雨が降っていました。名残の雨かもしれません。

 

ふるさとを遠く離れて心細いことが多かったと思います。よくがんばりました。これから始まる新しい生活、仕事、大変なこともあると思いますが、楽しいこともきっとたくさんあります。日本で始まるこれからの人生もすばらしいものになるよう願っています。