マカオの人

 お稽古が終わって、姉弟子とくつろいでいるところに、外国の方がドアをノックされました。流暢、とは言えない日本語で一生懸命話しかけて来ます。お教室のHPをスマートフォンに表示させて、「ここへ来た」と言っています。どうやら、三味線を習いたいようです。しかし、旅行者の方にレッスンするというのは、今までにないことです。

 

どうやら、ここに来る前に、三味線屋さんにいって、三味線も購入したようです。本気のようです。日本語も独学で勉強されたようです。根性入っています。出身を聞くと、マカオの方でした。マカオで三味線を習っているかというとそうではないらしいです。でも三味線買っちゃうという、、なんというか、すごいです。

 

根負けしました。お名前をうかがい、こちらで会主と相談して、お返事をするということにしてかえっていただきました。早速、先生と連絡をとりました。

 

わざわざ日本へ津軽三味線を買いに来て、習いたいという人。どこで津軽三味線を聞いたのでしょうか。そこまでは詳しくお話しできませんでした。でも、津軽三味線への情熱はすごいものでした。

 

ネットの普及により、また、津軽三味線の人気の高まりにより、このようなことがこれからも増えて行くのでしょうか。。。。。。。。嬉しくもあり、若干の動揺もあり、、、