KUBO 見て来ました

 アメリカで製作された、日本を舞台にした三味線の映画「KUBO 二本の弦の秘密」が封切りされました。ちょうど大学の文化祭のシーズンとかさなったので、運良く見に行くことができました。

 

 ストップモーションで撮影された映画で、アメリカの子供向けに作られたれたようです。製作者の、黒澤明や日本映画へのリスペクト感があるのが感じられました。イギリス在住の三味線奏者、一川響さんと、日本在住のアメリカ人三味線奏者、ケビン・メッツさんが三味線演奏として、クレジットされていました。

 

 最初の方で、KUBOがスープらしきものを飲むときに、椀からすすって飲んで猿に叱られるシーンがありますが、そこは多分大爆笑を狙ってのシーンだ思うのですが、日本の映画館では誰一人笑いませんでした。(だって、日本では普通のことだもの)

 

 KUBOというのは、主人公のファーストネームとして使われています。製作者チームの友達に日本人がいてその人の名前が、くぼさんだったことからつけられたらしいですが、なんでそのとき、その友人に「これってファーストネームとして使っても大丈夫?」って聞かなかったんだろうと素朴に思いました。

 

ほかにも、つっこみどころ満載の楽しい映画でした。日本語吹き替え版は、吉田兄弟がメインの音楽を演奏しているそうです。そちらも聞いて見たいです。